Classic 25
マウンテン・マラソンパック
最初にClassicが開発されたのは1973年。オリンピック選手であり後のロンドンマラソン創設者、クリス・ブラッシャー卿の提言により製作されました。キャンバス製の重いパックが主流だった時代に、彼はパックの「重量」が機能向上に欠かせない鍵であることに着目しました。Classicは歴史上初めて軽量化に切り込んだバックパックです。最新のClassicシリーズは、本体重量、走行時のアクセスのしやすさ、あらゆるスピードにおける快適さ、多機能なコンポーネントの搭載など、全体としてバランスの良いバックパックになりました。とにかく欲しい機能はすべて備えています。 OMMレースだけでなく、MDS、UTMB、Spine Race、Dragons Back、Grand2Grand、4Deserts、Fire and Ice Ultra、エベレスト、カミノなど、より過酷なレースや登攀にも対応します。
細部まで行き届いた仕様が満載、それがClassicシリーズです。
特徴
EVA パッド付きショルダハーネス
UGR – ユニバーサルギアレール
何でも入る大きめの背面ポケット
雨蓋とベルト部のジップ付きポケット
すばやく着脱できるバックルシステム
取り外し可能なウェストベルトポケット
ストレッチメッシュサイドポケット
取り外し可能なDuomatバックパッド/スリープマット
製品仕様
色: Grey, Blue, Orange, Green, Pink, Purple
生地:210T & TPU強化ナイロン
Full Weight 715g
Leanweight 405g
3D メッシュハーネス
持続する快適性と安定感
丘陵を走ってもパックが安定するよう幾何学に基づいて製作しています。ClassicはクローズドセルEVAパッドをショルダーハーネスに採用。ハーネス側面の縫製をなくし、身体のラインに沿うようデザインしました。ウェストベルトは荷重を肩から腰に移動させたり、より早く走りたいときは取り外しも可能です。Classicシリーズの背面パッドは就寝マットDuomatを採用しています。
アクセスしやすく中身が見える収納ポケット
チームワーク抜群の山岳マラソンチームは、Classicシリーズのオールラウンドメッシュポケットをうまく活用しています。レインウェアや食料、水などをバディのパックのメッシュポケットに入れておけば、後ろを走りながら必要なアイテムをすぐに取り出せます。サイドポケットはパックを背負ったままでも手が届き、ウォーターボトルなら2本収納できます。背面のメッシュポケットには汚れたシューズや多少濡れても構わないギアを収納するのに便利です。荷物が多いときは雨蓋のストラップをポケット上部に移動させます。前面のウェストベルトポケットは合わせて2Lの大容量。キークリップもついており、スマートフォンやコンパス、お気に入りの行動食などすべてここに入ります。
用途に合わせてカスタマイズ
450マイル(約724km)のソロ登攀にも日々のトレーニングにも対応。Classicシリーズは目的に合わせて自在にカスタマイズできるアタッチメントポイントが付属しています。マルチデイ・ウルトラレースにはChest PodやFront Bottle Holderを追加したり、積雪期の登山にはピッケルやストックをギアレールに装着したりできます。背面のDuomatやウェストベルトを取り外せば、超軽量のダッシュバッグに変身します。
ボーナスアイテム – 就寝マット、ウェストベルト、ペグ2本つき
パック重量を削減するため、とにかく多機能にこだわりました。経験豊富な競技者のテント内では、空のリュックサックが使われずに置いてあることはありません。足の保温のためにパックを履いたり、中身を詰めて枕として使ったりします。OMMも汎用性を意識してClassicをデザインしました。背中のパッディングDuomatは必要最低限の就寝マットとして、ランチのときには座布団として、または氷河の上でヘリコプターの迎えを座って待つときにも使えます。ウェストベルトはパックから取り外して単体でも使用できます。ヒルレースや5kmほどのランニングで必要なものだけ携帯するのに便利です。パーツ接続部に使われているペグはテントペグにもなり、ペグ2本分軽量化できます。もちろんこれら付属品をすべて取り外せば超軽量パックに早変わりです。